基本給は一般に賃金の基本的部分とそれ以外の

付加的部分とから成り立っているが、このうち前者にあたるもの。

本給、本人給などともよばれる。
年齢、勤続年数、学歴などの属人的要素を基準にするもの(属人給)、職務、能力、勤務成績などの仕事的要素を基準にするもの(仕事給)、それらを総合勘案するもの(総合給)の三つに分けられるが、日本では第三の方式が広く普及している。

この基本給は、諸手当、賞与、退職金などの算定基準としても用いられるため、賃金に占める意義は大きい。

日本の場合、諸手当が多く、基本給が全賃金に占める比重が低いうえ、総合決定給ゆえに、決定要素や決定方法がきわめて不明確となっているなどの問題がある。

実体は哲学の用語ですべての存在の基本に

これを支えるものとして考えられる基本存在のこと。

そのギリシア原語ウーシアーsiは「在(あ)る」を意味する動詞エイナイeinaiから派生した語で、「まさに在るもの(真実在)」を意味する。プ

ラトンでは、転変する可視世界の根拠にある恒常・同一の不可視のイデアがウーシアーと考えられる。

しかし、アリストテレスでは、「在る」のもつもろもろの意味の種別であるカテゴリーの第一がウーシアーである。

ウーシアーは他のものから離れてそれだけでも在りうる自存存在であるが、他のカテゴリーはウーシアーに基づいて在る依存存在である。たとえば、性質、大きさ、状況はそれぞれ「何か在るもの」の性質、大きさなどとして、初めて在る。

これに対し、性質や大きさが帰属している当のそのもの自身、たとえば、「この在る人」はウーシアーである。それゆえ、ウーシアー(実体)は、種々の述語がそれについて述べられている第一の主語、種々の属性がそれに帰属する「基体(ヒポケイメノンhypokeimenon)」でもある。